第53回全国道場少年剣道大会(H30.7.25)



 曇り空の東京は九段下、日本武道館に全国から勝ち抜いた中学剣士が勢ぞろいしました。

 三笠宮瑤子さまをおむかえして、開会式がおこなわれました。
瑤子さまは、学習院大学剣道部副主将で、剣道5段の腕前、開会式に花を添え、盛大に全国大会が始まります。
 要成館の初陣は、第13会場の一発目です。
開会式が終わるとすぐに簡単にアップをし、いよいよ試合に入ります。
 
 お相手は、愛知県代表の勝川剣友会です。着付けもしっかりとしていて、笑顔もあり集中した顔で、よいチームに感じます。
 
 先鋒戦!ややアップ不足が見えるものの気迫十分、蹲踞で手が震えていたのはご愛嬌かwww。
開始30秒過ぎまでは、こちらのペースか?。横からあてに行く打突がちょっと多くなりいやな感じ。
一閃!相打ちの面に一本負け。
 
 次鋒戦はこちらのペース。実力通りの気迫で男子を圧倒、面と返し面で二本勝ち。紅一点圧巻の勝利でした。

 中堅戦は悩める剣道のS君、今日も見せ場なし。打突の機会を作ることが課題となっています。今日も相手に合わせて二本負けです。

 副将戦は持ち味を出した接戦。やや相手のパワーに力負けか。幾度となく打突後にふっとばされて、ちょっと軽い剣道でした。
3発ぐらい割り込みの面を打突し、出来ることはしていたなという印象ですが、これまた二本負け。敗戦が決定しました。

 大将戦は予選から絶好調のF君。彼もまた蹲踞で足が震えて緊張しているのが伝わります。www
どうかな?と思ったのもつかの間、今日も当たり負けない剣道で、長身からの打突は様になってきました。
相打ちに幾度となく旗が上がりそうでしたが、結果は相手の面に上がり、悔しい試合となりました。

 東京都は明日から都大会と過密日程ですが、本日、日本武道館に中学生としては初めての全国大会出場の機会を勝ち取り出場いたしました。
今日は一回戦敗退ではあったものの、まずは要成館の伝統を一つ進めたことに感謝し、来年は必ずここに帰ってきて、1勝を挙げることを胸に秘めて武道館を後にしました。

 大会後は靖国神社に参拝し、英霊の御霊に平和の世を感謝し、八王子に向け帰宅の途に就きました。

 保護者の皆さんは、朝早くからありがとうございました。この経験を次につなげていき、ますます稽古に励んでいきたいと思います。



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