寄居練成会 R4.6.4

 令和4年6月4日、埼玉越生さんからのお誘いを受けて、新チームになって初めての練成会に参加しました。

 コロナ感染症のため、試合や練成会、通常稽古も中止して感染防止をしてきましたが、やっと活動が再開されたところ、普段の稽古不足に試合経験の無さが明らかに見て取れて、カンフル剤として練成会に参加したいところでした。
 しかし、場所が寄居のJA埼玉教育センターであり、八王子からはちょっと遠いため、参加するのには難しい選択でした。
 このままだと、間もなく錬成大会が始まり、ぶっつけ本番で試合に出ることとなり、今回は保護者の皆さんに御理解をいただいて、マイクロバスで移動して参加することができました。

 さて、練成会は総当たり、2分間取り放題のゴリゴリの試合内容で実施され、参加団体の中には東京、神奈川などから、強豪チームが数多く参加していました。錬成会が始まる前から、「これはハードな練成会になるな。」と感じ¥ていましたが、一方、子供たちは、自分の置かれている状況も理解できず、マイクロバスでの移動で、ちょっと旅行モードです。間もなく始まる地獄の入り口に立っているとも知らずに緊張感ゼロです。(笑)

 練成会が始まると、他チームの気合と打突の迫力に圧倒され、借りてきた猫状態、ほぼ二本負けで惨敗が続きます。そんな中でも、一人が一本取ると、俺も俺もと本来の剣道を取り戻し始め、練成会中盤には白熱した内容となってきました。

 チーム力では到底かなわない強豪相手に、一本を取る者や実力以上の剣道をするものも目立ち始め、錬成会に参加して確かな手ごたえを感じました。ただし、スコアー的にはボロ負けです。

 今回、強豪チームと対戦し、自分の実力の無さを確認できたことは大きな経験です。その中でも、相手に通じた技があったことを自分が認識できたことは、本番での大会できっと役に立つことでしょう。

 ある強豪チームの監督が、要成館と対戦し、ボロ勝ちしているのに、気合を入れている姿を選手が目の当たりにして、実は私は優しい指導者だったことを理解してくれたことも、とてもありがたかったです(笑)

 一日試合を経験して、少しでも実践感覚を取り戻して、本番の錬成大会に臨めるようにするための、良い経験となりました。

 引率応援の保護者の皆さん、ありがとうございました。とても実りの多かった練成会と思います。

 次は、本番です。今日の経験を生かして行きましょう!


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