緊急事態宣言宣言を受け,我々に今できること

 まだまだ先行きの見えない状況が続いている中,要成館の稽古も中断し,稽古再開のメドが立たず,いら立ちともあきらめともつかない状況に,週末も外出せずに自粛生活をしている道場生とそのご家族の皆さんお疲れ様です。

 稽古は365日,継続して修行をすることが当たり前と言われてきた世代にとって,このコロナ化での自粛生活は,いまだ退屈で慣れないものです。

 さて,今回は会費についてのご連絡です。

 8月に集めました半期分会費8.000円は,このコロナの影響により,12月・1月・2月の3か月間にわたり稽古できておりませんので会費袋にて稽古時に返金致します。そのため,ご家庭でお持ちの会費袋は,次回稽古時に回収しますので,御提出をお願いいたします。

 剣道には,たとえ稽古ができなくても,自分の生活を一生懸命していれば,決して下手ならないという考えがあります。当然剣技は上達しないのですが,剣道のことを考え,再開したときにどんな剣道をしてみようかと考えるだけでも,動機づけとしては十分ではないかと考えます。

 2月に入ると,まもなく入試試験が始まります。3年生はラストスパートです。ここを乗り切ってください。体調管理に万全を期して,実力が出せるようにしてください。剣道の試合と一緒でまぐれはありませんから!

 令和3年には,オリンピックがあり,これも間もなく開催か中止かの判断が下されることでしょう。2月の4・5段審査会は延期となりました。ワクチンは安全性に問題があるように感じて,積極的に接種することをためらいます。タミフルのような抗生剤もなく,終息にはまだ時間がかかりそうです。稽古再開に向けては,逆風ばかりです。

 3月の予定を新たに更新しました。卒業式準備のため,例年体育館が使用できません。そのため,横山南市民センターで稽古を行う予定でいます。
 今後の緊急事態宣言の推移を見極めて,稽古が再開できることを信じています。その時まで,道場生の皆さんも辛抱して頑張っていきましょう。


                                                 要成館館長
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