| 平成２１年度夏合宿 道志村８月１５日（土）〜１６日（日） 晴れ渡る夏の朝、要成館剣道教室は、恒例の夏合宿を行いました。 今回は、昨年度の教訓を生かし、集合場所も館町センター横のロータリーをお借りして万全を期し、混乱のない余裕の集合をむかえることができました。 大人12名・子供26名、合計38名が参加するビックイベントとして、乗用車５台とマイクロバス１台にそれぞれ分乗して、目的地である、山梨県道志村に出発しました。 今回はお盆時期とＥＴＣの1.000円利用が可能となり、渋滞予想が心配されましたが、八王子から下道を使い、道志村まで約１時間半の行程により、往復ともに目立った渋滞もなく、計画通りに移動することができました。必ず一人は出るゲボゲボ君も、今回はいませんでしたので、ホットしました。 今回初めて使用した民宿「光荘」さんは、新館と旧館を持つ民宿で、近くに近代的な温水ポールもあり、体育館には移動の手間があるものの、味わい深い雰囲気のお宿でした。食事もおいしく、宿の方々もとても感じのよい皆さんで安心して泊まることができました。 さて、初日の稽古は宿から１５分程の距離を車で移動し、体育館で昼食を取り、午後１時から開始されました。 今回の合宿は「基本に返る！」をテーマに、まずは腹ごなしに日本剣道形を各班分けして、大人の稽古参加者がコーチとなり、勉強をしました。指導方法も各コーチの色が出て、興味深く拝見することができました。 その後は、基本の切り返しと飛び込み正面打ち・籠手打ち・籠手面打ちを１時間半にわたり行い、特に面を打突する際の、「音」と「重心の移動」、及び「間合いの詰め方」に重点をおいて、繰り返し反復稽古を行いました。稽古終了頃には、確実な一本の「音」が体育館に響き渡るほどの成果が感じ取れ、改めて基本の大切さを知ることとなりました。 稽古はあと３０分くらいはしたかったのですが、子供たちが楽しみにしているプールの時間と移動の疲れを考えて、早めに切り上げて、宿に帰りました。 ここで初トラブル！ プール時間が午後６時からで、ちょうど施設の休憩時間と重なり、約１時間ほど待たなければ入れないことが判明！あぁ〜！それならもうちょっと稽古したのに！ さらにトラブル発生！お風呂場が予想より、一度の入浴収容人数が少ない状況が判明！（シャワー１中浴槽１）みんな風呂に入れるのか？ また、新館と旧館が離れているため、男子悪がきチームを私が一手に引き受けて一晩受け持たなければならないことが判明！うお〜！大丈夫か？俺！ そんなこんなでプールの時間！徒歩で３分程の室内温水プールに移動、近代的な設備にビックリし、約１時間クールダウンがてら水と戯れるのでした。私は監視員が座るあの足の長い椅子を初体験！しばらく子供たちを見ていたのですが、睡魔に襲われ危うく落ちそうになり、肝を冷やしました。そのため、プールサイドのビーチベットに移動し ウトウトしながら時間を過ごしました。子供用象さんプールの滑り台ではしゃぐ女子チームや大プールではしゃぐ男子チームを見ていると実に楽しそうで、ちょっと私も休憩！合宿をしてよかったと感じるのでした。 さて、プールを終了し、宿にもどると大人チームがすでに「命の水」で出来上がっている雰囲気！また、今晩はＢＢＱの準備ができていましたが、果たして無事に子供たちだけで仕切れるのか？ 各班ごとに席に着き、さっそくお肉と少なめの野菜を焼き、私もおこぼれ頂戴！ん〜！肉が生！これでは明日はみんな腹痛地獄じゃ！さっそく肉を良く焼くように指示したものの、飢えた子供たちは、すでにむしゃむしゃ食べ始めており、だ・だ・大丈夫か？と心配しているところに、お手伝い参加のお母さんＵさん登場！中央で煙にまかれ悪戦苦闘しながら、肉に野菜、焼きそばと、無事に子供の食事の安全を確保していただきました。本当にお疲れ様でした。子供たちも大満足でした。 食事のあとは恒例の花火大会！あちらこちらに子供たちの笑顔があふれます。打ち上げ花火も豪快に上がり、最後は線香花火で、明日の稽古の「一番槍大会」を実施し、真剣に線香花火を落とさないように必死のギョウソウ、そんなに稽古がいやか！ 夜の消灯は、例年テンションの上がった子供たちに悩まされるのですが、今年はプールの影響か、みんなぐっすり寝てしまい、手間をかける者は一人もいませんでした。しかし、翌日なぜか５時半頃より起き出し６時には大騒ぎとなり、静かにするように注意を受け起床時間を迎えました。 ７時からは散歩＆素振りを行い。朝食を食べ、体育館に移動、さっそく級審査を行いました。内容はとても良く剣道形も上手にできました。その後、昨日の稽古の復習を行い、大人にかかる稽古を、時間の許す限り行って稽古を終了し、合宿を終えました。 二日間、ケガ人も体調不良者もなく、順調に乗り切ることができました。買出し・打ち合わせ等、お手伝いの保護者会の皆さんやコーチの皆さんのおかげで、子供たちの心に貴重な一ページを作ることができました。ご協力ありがとうございました。また、飲み物の差し入れや車出し、荷物運び等、本当にご苦労さまでした。この場を借りてあわせてお礼申し上げます。 |