H19夏合宿(精進湖/きくみ荘)


 平成19年8月4・5日の一泊二日の予定で、恒例の夏合宿を行いました。当日は、さわやかな青空と子供たちの笑顔が集まり、集合場所の横山南市民センターを手を振って、合宿所である精進湖めざし順調に出発しました。
 今回は保護者会の車5台のサポートを得て、マイクロバス1台とゆったりとしたスペースを確保し、途中2箇所の休憩を入れて順調に合宿所である精進湖のきくみ荘に到着しました。

 到着後はさっそく食堂でお弁当を食べ、各部屋割りのとおり、にぎやかに部屋の場所取りに移動しました。約1時間の食事休憩をはさみ、全員稽古着に着替え、いよいよ稽古場に移動です。
 稽古場はきくみ荘から歩いて7〜8分の横山南市民センターと同じくらいの大きさで、新しくきれいでさわやかな風が入る大きな窓と、天窓によるやわらかな日差しが確保された良い体育館でした。

 天窓が閉じてなかったのか床が水溜り状態!すぐに拭くもワックスがよく効いていてねばりが出てすべる状態!
そうです大きくきれいな体育館に喜んで走り回っていた子供が出足払いよろしく、まともにひっくり返り後頭部を強打!
 彼はその後、頭を冷やしながらも二日間の稽古を休まず、級審査では、この影響か?見たこともないのびやかな跳びこみ面を決め、まわりから感嘆のどよめきをおこし、昌治先生からお褒めの言葉をゲットし、整列中もニヤニヤと笑って一人満足そうにしていました。おそるべし!

 さて、稽古は陽気もよく、さわやかに風もふき、剣道形の稽古をあとまわしにし、体操・素振りからさっそく基本稽古に入りました。その後、休憩を入れて、保護者会で用意してくれたドリンクをワイワイと楽しそうにもらい一息つき、実践練習に入ります。
 ここで、環境の変化か気分が悪くなる者、また、ワックスの影響で足の皮をむいてテーピング処置しなければならない者が続出!引率補助のお父さんたちが、あちこちと動き回り、世話をしてくださいました。
 約1時間30分の稽古の後、剣道形の稽古を各パートごとに行い、中学生の有段者が、子供たちに一生懸命教える姿は、さすがと思えるものと???と悪戦苦闘する姿が見てとれ、稽古終了後に口々に「うまく教えられなかった。」と反省を述べていました。 指導のむずかしさ、大変さを肌で感じた中学生の1日の稽古でした。

 稽古も終え、宿に帰るとすぐにお風呂タイム!ちょっと風呂場が狭く順番で入らなければならなっかたが、狭い風呂場なりに協力して楽しく入れました。
 食事までの間は自由時間で、それぞれの部屋でカードゲームをしたり、持ってきたお菓子を食べたり楽しく過ごしました。また、今年は走り回って大騒ぎする者も見られず、非常に行儀の良い宿舎での過ごし方でした。
 夕食も子供たちに人気のメニューが並び、比較的好き嫌いの残しもなく食べられたようです。
 消灯時間までは恒例の花火大会や肝試しとなり、それぞれが楽しい時間を過ごしていました。消灯後はゲーム機を没収される者やいつまでもお話をしている者もいましたが、稽古の疲れからか自然に眠りにつきました。

 2日目は6時30分起床し、すぐに散歩・素振り、朝食後に体育館にむかいます。体調不良者も見られず、食欲も旺盛!今日の稽古に期待がもてます。
 徒歩で移動はなれたもの!途中の国道では青木さんの笑顔の車止めに守られ今日も元気に体育館まで移動完了。
 さっそく稽古は基本の打ち込みまで行い、いよいよ級審査を始めます。9級からそれぞれの課題を行い、みんな一生懸命です、形が上手にできない者や稽古で実力が出せない者等、数名がいましたが、課題はそれぞれが今後に持ち帰り、練習と反省をするようにしてください。
 級審査終了後は互角稽古に入りぞんぶんに技を出し合います、特に大人の稽古参加者と高校生3名の積極的な気合と稽古姿勢は子供たちのよき見本となったようです。

 合宿時間も限りがあり、もうちょっとと思うところで時間となりました。2日目は途中で稽古を抜けるものもほとんど見られず、けが人もなく無事に稽古を終えることができました。ただ、宿に帰る途中に「あっ合宿恒例の佐藤先生指導の千本素振り忘れた!」と思い出し反省する洋先生でした。

 今回は、保護者会主催の始めての合宿ということで、宿舎の調整から、企画等あらゆることを保護者会がささえてくださりました。そのため指導者側の負担も少なくなり、より稽古に集中することができました。
 今後とも保護者会の積極的なささえに、ますます充実した活動を展開していきたいと思います。
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