H22夏合宿 平成22年8月29日(日)〜30日(月)

 今年も恒例の夏合宿が高尾の森わくわくビレッジで行われました。八王子市での合宿開催となり、参加者も子供29人大人11人、お手伝いの皆さんも多数参加してくださり、非常に賑やかな合宿となりました。

 当日は、この異常気象のためか、蒸し暑い気温で体力の消耗が心配されましたが、小学校5・6年生は木刀による基本稽古法を集中して学び、明日の昇級審査に向けて一生懸命稽古していました。指導者も初めて導入された木刀による基本稽古法を事前に講習し、思った以上に要領よく指導することができました。また、Y先生により的確なご指導をいただき、後での確認稽古及び30日の級審査において、とても満足のいく内容となりました。子供たちは、今後も来年の1級審査に向けて稽古に励んでもらいたいと思います。

 低学年はさっそくレベル別に分かれて稽古を開始します。要成館ならではの指導者の数により、各レベルでの細分化した稽古があちこちに行われ、こまめに水分を補給しながら充実した稽古を行っていました。この暑さの中、一人も脱落者を出さない稽古は、各先生方の指導の上手さと合宿のやる気が重なった結果と思いますが、どこのクラスも一生懸命稽古する姿は、この合宿の成功をすぐに確信しました。

 後半はいよいよ上級生たちも防具をつけ、基本打ちから互角稽古・指導稽古へと進みます。先の東京都練成大会やJR東日本ジュニア大会で活躍した選手は、最近見違えるような動きをします。何とか先生や先輩に喰らいつこうと激しい気合で打ち込む姿は迫力十分です。あっという間に稽古時間が終了し、荷物を持って各部屋に移動し、さっそく入浴時間となります。館長先生から入浴の際の注意事項と館内での生活の注意事項を聞いてはいるものの、そこは元気いっぱいの小学生たち、大浴場では猿のようにはしゃいで飛び込む輩がいて注意を受けたり、それぞれが楽しく過ごしていました。

 夕食はミックスグリルをほお張り館長先生の監視の下、お残しは許しません!の雰囲気を察し、野菜をおいしくほお張るものが続出したものの、いまどきの子供は食が細いのか、三分の一も食べるとお腹がいっぱいといって食事を残す子供が多く見られました。また、食事でのお箸の持ち方や姿勢の悪さも気になり、その都度注意をしましたが、ご家庭での指導をお願いしたいと思います。

 夜間は保護者会主催によるお楽しみ会です。この暑い中、空調もきかない体育館で大縄跳び大会とフリスビードッジと汗まみれの催しがぎっしり!しかし子供たちはこちらの予想に反し、異常に盛り上がり、みんな汗だくになって大縄を飛んでいました。まわしている大人の方がややばて気味になりますが、交代交代で楽しい時間を作ってくれました。

 9時半に就寝時間となり各自部屋にもどり明日に備えるように指示されましが、そこは団体での就寝、なかなか興奮して寝つけず、特に女子部屋は相当遅くまで楽しい時間を過ごしていたようです。
 大人はここでやっと休憩時間になり、先生方が集まり夜の第二稽古会となりました。日頃あまり深く話す機会がないため、剣道の話と子供たちの話で時間もあっと言う間に深夜となり、明日の稽古に影響が出ないか心配でしたが、無事に起床できました。私の楽しい思い出となりました。

 起床は6時半、当日も非常に蒸し暑い気温、すぐに玄関前に集合し、散歩&素振りを行い、7時半から朝食(和食)を食べ、9時から稽古を開始しました。稽古は施設で一番大きな体育館を使用し、準備体操から基本の素振り、木刀による基本稽古法をおさらいし、級審査を実施。その後は全体による一斉稽古を行い、時間ぎりぎりまで稽古を行いました。
 脱落者も無く、みんな非常に充実した顔でこの合宿を終了しました。夜に二段ベットから落ちてけがした者や寝不足で体力を落としたものなど、心配した事案はそれぞれありましたが、無事に二日間の合宿を終えることができました。

 合宿に際し、館事務所の駐車場の開閉や調整にあたった保護者会幹事の皆さんや合宿に際し、お休みを取って参加していただいた先生方、また、裏方に徹して水出しや子供の世話をしてくれた保護者の皆さん、移動の際の配車のご協力等、ご協力ありがとうございました。

トップページにもどる