第51回東京都道場少年剣道大会(団体戦)R4.6.19

 令和4年6月19日(日)エスフォルタアリーナ八王子において、全国大会予選が行われました。要成館からはフルエントリーし、代表権確保に全力を挙げます。
 中学の部ではAチームが怒涛の勝ち上がりをみせて、4回戦進出、特筆すべきは3回戦で強豪練成会館を撃破したことです。おそらく実力では一枚も二枚も相手が上の中で、一振入魂の技を繰り出し、大将が圧巻の二本勝ちで勝負を決めました。
 負けない先鋒に繋ぐ中堅、その流れを汲んで決めた大将と剣道の団体戦の素晴らしさを感じる一戦でした。
 
 4回戦の相手は。高島平剣仁会Aとの対戦です。この試合も勝負が拮抗した内容で、勝負は大将戦へ、代表戦も視野に入れての戦いでしたが残り時間の少ない中で、相手大将の抜き胴が決まり、残念ながらここで敗退となりました。
 東京都ベスト16という快挙に要成館もいよいよこのレベルの戦いができるようになったのかと感慨深い内容でした。先鋒がしっかり一本勝ち、行きたいところをしっかり押さえての引き分けする中堅、アドバンテージをもって有利に展開して勝負を決める大将とすべてがかみ合った勝利でした。
 この先鋒がしっかりと試合を落ち着かせ、中堅が大将に確実に繋ぎ、大将がしっかり勝ち切るといった理想的な勝ち方を全国大会出も披露してほしいものです。

 
 小学生Aチームは3回戦進出。1回戦2-0、2回戦2-0、3回戦0-3としっかり実力を出した内容でした。丁寧に試合をした先鋒、持ち味の間合いの剣道をした中堅、強敵にもひるまない大将と小学生も一丸となって全国の切符を手にしてくれました。

 小学生Bチーム(3年生以下の部)も代表戦になる戦いです。内容的には要成館が有利な展開でしたがあと一本が取り切れず、代表戦もつれてしまい、最後は大将が力尽きての残念な敗退でした。勝利チームが上位に進出しているのを見て、ここで勝ち上がっていれば、3位以内も夢ではなかったと悔しがる選手を見て、次こそと期待する内容でした。

 この結果、中学生及び小学生は8月に行われる日本武道館での全国大会に出場いたします。選手の皆さんの活躍を期待します。

トップ アイコントップページに戻る