令和6年度少年少女武道錬成大会(剣道) R6.7.27

 夏の日差しの中、全国から日本武道館に集い、熱戦が繰り広げられました。今回の大会の試合進行は、基本試合による審判員の旗一本を1点の判定とし、1分間1本勝負によって取得した1点の合計点によって勝敗が決せられる2部構成の試合です。

 日々の稽古では、論理的に相手にどのようにすれば有効な打突をすることができるのか考えて稽古しているところ、この基本試合は、日々の稽古の基本的な土台を問われる内容となります。応用は基礎があっての応用ですので、日々の稽古が問われます。

 さて、要成館からは2チームのエントリーです。特にBチームは、ほぼ公式戦デビュー戦が日本武道館となり、経験のなさが心配されますが、この大きな舞台での経験が今後に生きてくれるように、まずはチャレンジャーとして臨みます。

 1回戦シードで2回戦からの戦いです。群馬県新町剣道クラブとの試合です。基本試合は全て旗3本とられての負け、一本試合も取得することなく完敗でした。内容については、それでも果敢に打って出ており決して見劣りするものではなく、それぞれができることをしっかり披露できたのではないかと思います。しっかり課題を持って帰って、次の稽古に繋げてほしいと思います。

 Aチームは、現在の要成館のベストな布陣です。5人団体もコロナ以降では初であり、どのような戦いになるのか興味が出ます。

 1回戦は埼玉県鳳武館、2回戦は石川県千代野剣道スポーツ少年団、3回戦は神奈川県鶴見剣友会、4回戦は埼玉県北本剣士会Aと次々に強敵を撃破しました。5回戦は茨城県下館士徳会とのブロック準決勝は僅差での敗退に悔しさが出ましたが、どの試合も薄氷を踏むようなギリギリの戦いでありであり。前衛陣が活躍すれば、後衛陣が粘り、前衛陣が負けると後衛陣が取り返すといった、チームが一体となった試合展開が見られました。

 特に中堅のH君は相手のエースにことごとく勝利し、チームに勝利の流れを引き込んでくれました。鶴見剣友会戦での相手エースに対する勝利は、今回の躍進のきっかけを作った内容であり。チームに勢いをもたらすものでした。

 副将のHさんも、負けなしで、ここぞというところの勝ちは、チームの勝利を決定づける理想的な安定感でした。

 先鋒のIさんは、やや慎重な展開が多く、負けないために打ち合いをしなかったように見えますが、やはり、一本を取りに行く積極的な剣道をしてほしいと思います。

 次鋒のTさんは、攻めと崩しがまだしっかり理解できていないように見えます。打突の機会を理解し、的確なタイミングでの打突を行いましょう。

 大将のK君は、最後の下館戦で良い返し胴と上げ小手を当てていました。どちらも一本で良いと思えるような打ちでしたが、残念ながら旗は上がりませんでした。気合・残心・姿勢など考えることはいっぱいです。

 今回、Aチームは敢闘賞をいただきました。同じく敢闘賞をいただいているチームは、強豪チームばかりで、要成館もその中に仲間入りしたことは、大変喜ばしく、誇らしい気持ちです。

 勝負を決める分岐点はいっぱいありましたが、今回は選手がひたむきに一試合一試合を向きあって戦ってくれた結果であると感じました。自分のできることを行うことで、普段稽古でしている剣道を披露してくれた結果であると感じました。

 なお、監督に入った、N先生A先生お疲れ様でした。試合だけではなく。会場での行動や、態度など、Bチームの応援方法の指導、様々なことに気を配っていただけました。また、朝早くから、夕方の表彰式まで残っていただいた、保護者の皆さんやBチームの選手たち、お疲れ様でした。

 次は学年別個人練成大会です。この経験を生かして稽古し、次の戦いに万全の準備をしましょう。

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