JR東日本ジュニア剣道大会R5.8.8

 コロナが終息を迎えて、日常が戻ってきた今日この頃、夏の日本武道館での戦いである、この大会が久しぶりに復活しました。当道場から1チームと本部道場から1チームが出場し、全国大会に替わる位置づけとして九段下に集結します。

 今回の大会は、開会式に残念ながら基本練成会がなく、寂しいものでしたが、会場誘導や移動もスムーズで、館内温度も、しっかり空調が効き、過ごしやすい状態で、試合が行われます。
 
 Aチームの初戦は新潟のチームです。
 先鋒H君は一本勝ちと、幸先良い滑り出しも、二本とれなかったところに廿さが感じられます。もう一本を取れるときに確実に取ることが後衛陣の負担を減らします。
 次鋒のK君も優勢に試合を進めるが、有功打が奪えず、痛い引き分けとなり、二勝で来る予定が崩れます。
 中堅のNはさすが安定の剣道で、二本勝ちで嫌な流れを断ち切ります。ここまで二勝一分けですが、副将はいまだ調子が上がらないS君と大将は、最近厳しい稽古を続けているものの、試合経験の低いT君です。取得本数は3本、後半戦に続きます。
 副将のS君は出鼻面勝負です。しかし、先が取れず打ち出しが遅れてしまいます。結局二本負けとなり大将戦となります。
 大将はT君です。始まると同時に中堅N君に声をかけ、代表戦の準備を指示します。果たして結果はというと面二本の完勝です。期待に応え大将で決める二本勝ちに、選手も沸き立ちます。
 
 2回戦は長野の強豪道場との対戦、コロナ前に対戦経験があり、その時は良い勝負をしましたが、果たして今回はというと、スコアーはぼろ負け、しかし内容は悪くなかったと思います。

 まずは、日本武道館での一勝という課題はクリアーをしました。

 Bチームは次代の要成館を構成するメンバー編成です。特に次鋒に小学2年生の女子が入りました。選手がいなくての抜擢ではなく、実力で勝ち取ったレギュラー入りに注目が集まります。 
 先鋒のTさんは安定の剣道です。得意の出鼻面と出小手を使い相手を追い込みます。しっかり二本取って次につなぎます。
 次鋒はKさんです。小学二年生にして、華々しく弐道館デビューです。得意の飛び込み小手を中心に思い切った面も出ています。相手を圧倒しての一本勝ちでした。う~ん、すごいな!
 中堅は兄のK君です。:本来なら大将ですが、中堅に変更し、もくろみどおり、ここで勝負を決めに行きます。やや打突が詰まるものの、しっかりここで逹負を決めに行きます。しっかりと小手と面を打ち切り二本勝ちとなり勝負を決めます。
 副将はH三です。こうなるとイケイケです。最近一拍子の技が意識して打てるようになり、これまた圧巻の二本勝ちでした。安定した試合運びでした。
 大将は6年生のT君です。悔しい選考会を経て、今日は大将として出陣です。最近は自分の剣道が固まってきており、実践でどのように披露するかが課題となっています。結果的に圧巻の二本勝ちでした。間合いの攻め、打突のタイミング、技のつなぎと良いパランスで試合ができました。
 二回戦は、 先鋒は押しているものの、ミスが目立ち勝負から競り負けての敗退に、打突の正確性の重要さを学んだ試合となりました。
 次鋒も、一回戦とはうって変わって、打突数が少なくなり、逃げの剣道です。勝っても負けても良かったのに、相手ではなく、自分に負けてしまったような剣道は悔いを残す思います。
 中堅戦もこうなると悪い流れを止められず、団体戦の怖さが出てしました。取り返そうと前に出たところに出鼻で技を出されての二本負けと、チームの負けが確定しました。
 その後も、副将戦でも流れが変わらず、あっという間に相手に飲み込まれてしまいました。
 こうなると大将に意地を見せてもらいたいところですが、内容は悪くはないものの流れが変わらずの敗戦に団体戦の難しさを感じました。流れのつかみ方の重要性を感じる戦いとなりました。
 今回、要成館A及び本部Bは当初の目的である、一回戦を突破するということについて、結果を出しました。勝った内容も、日ごろの課題を自分なりに克服して試合に出せたと思います。
 二回戦はA及びBともに実力が高いチームとの対戦となり、思はぬ大敗となってしまいました。今後は、自分よりも実力が高い相手に対して、どのように辛抱してワンチャンスをものにするのかということが課題となりました。
 登録には補欠も1名入れており、選手では使わなかったものの、日本武道館を自分の体で感じてもらえる機会に恵まれました。今回は試合に出ることはありませんでしたが、6人目の選手として、準備や声掛け等をしてくれました。来年は自分がここで戦いたいと思ったのではないでょうか。

 保護者の皆さん、本日は朝早くから、日本武道館での大会ご苦労様でした。子供たちに「日本武道館」での試合を経験させることができたことは、非常に大きいと思います。剣道の「聖地」での試合は、大人になっても忘れることがない経験となったことでしょう。この経験を、さらなる飛躍に変えてほしいと思います。次は、学年別個人錬成大会及び八王子市民大会となります。6年生の日本武道館での大会は、これでひとまず終了となります。

 次は学年別個人錬成大会です。最後まで子供たちの活躍を見届けていきたいと思います。


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