第3回蒼鷹杯練成剣道大会観戦記(H22/3・7)

 今年も保護者会主催による、蒼鷹杯争奪練成大会が盛大に行われました。この蒼鷹杯も今年で第3回をむかえ、大会運営もスムーズに行われる様になってきました。今年も保護者参加の唯一の大会ですので、各ご家庭の保護者の皆さんが、積極的に参加していただき、運営にあたってくれました。

 さて、試合は今年も基本の部からスタートしました。元立ちに新中学生をむかえ、元気いっぱいに基本打ちを行います。審判の先生方も正確なジャッジを行い。また、見学のご父兄もほほえましく声援をおくっていただきました。
 一番評価は、大きな声を出し、元気な選手に高得点をつけるように審判には指示がなされ、結果は甲乙つけがたい白熱した判定試合となりました。今年の基本組は約1年間を基本稽古に時間を使ってきたので、非常に技術的には拮抗しており、勝敗を分けたのは、気合の部分での印象が大きく勝敗を左右する状況となりました。
 特に、準優勝したNさんは、まだ新小学1年生で、普段も落ち着きがないやんちゃな稽古スタイルですが、本番では一生懸命に大きな声を出し、次々に上級生を撃破しての成績は立派でした。
YさんやE君等、もういつでも防具をつけてもよい状況を見せてくれました。
 この結果をふまえて、そろそろ面をつけての稽古に自然移行していこうと思います。

 Bクラス(小学校低・中学年の部)は実力が拮抗したよい試合が次々に見られました。その中でも印象的だったのは、優勝したTさんとK君です。Tさんはさすがの実力者で、この年代では実力が一歩抜きん出ており、気剣体が一致したよい剣道を見せてくれます。K君はだんだんと剣道の上達が見てとれる最近の注目株!体の割には?上手に小手を打つ技を持っており、大きな面とあわせて、攻撃のリズムをつかんだ剣道を見せてくれました。
 今回惜しくも入賞できなかったU君やK君M君等、この年代は将来楽しみな子供たちが揃っています。今年1年の稽古に精進し、活躍を期待したいと思います。

 Aクラス(小学校高学年の部)では、落ち着いた試合運びが見られ、理にかなった打突が見られました。一方で、がむしゃらに一本取りにいく厳しい姿勢が見られなかったのは、残念でした。そんな中で新中学生S君の剣道は非常に印象的でした。一拍子での思い切りの良い面は中学剣道でも十分期待できるでしょう。気合・態度ともに100点満点の剣道でした。

 その後、時間も少しあることから団体戦による見本試合を行い、礼法や進行についてみんなで勉強しました。

 大会が終了し、会議室に移動し、おにぎりと飲み物の差し入れが保護者会の皆様から行われ、楽しそうに一日を締めくくりました。
 保護者の皆さんにも自然と笑顔が見られ、今日の一日の労をねぎらっていました。それぞれが、この大会の成功に携わって、すばらしい一日となりました。
 保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。また、幹事の皆様、準備期間を含め、非常に大変でしたが、無事大会を終えることができました。ありがとうございました!

 
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